デイサービスというと、バリアフリーとか物理的な快適性には目を向けていても、
楽しそうで行ってみたいという施設はなかなか見かけません。
今回の依頼主は、「ハワイアンカフェのような開放的でワクワクする施設にしたい」
というリクエストでした。
その名も、「OHANA」(柏市)。
ハワイ語で「家族」という意味です。
ビッグアートのコンセプトも「人を元気にユカイにさせるワクワク空間づくり」
なので、最高の出会いでした。
店内は、トロピカルでハワイムードたっぷり。
しかし外観は、マンションの1階で元コンビニの跡。
つまり、無機的で無表情なイメージです。
店内の楽しさを外の人に一目で伝わるようにするのが今回の使命です。
パラペットには間口17mの壁画、中央にはレリーフ看板、
ウィンドウは目隠しを兼ねたヤシのシルエットでハワイテイストとスケール感を演出し、
入口の看板娘・フラ猫が出迎えるという仕上げです。
フラ猫を現場に設置するや否やスタッフさんや通りがかりの人から歓声が上がりました。
反応は上々です。これから、地域に溶け込んで、
地域の顔として人気者になってくれることでしょう。
施設の利用者だけでなく、まちの雰囲気が明るくなり、
地域の人々を元気してくれるような存在になってくれればと祈ります。